空前のうさぎブームが来て、やっぱり発生した飼育崩壊…。
インスタグラムでも、うさぎ関連の投稿が激増して、嬉しい反面、複雑な気持ちの飼い主です。
やっぱり来た空前の「うさぎブーム」
私が、うさぎを飼い始めたのは、今から10年ほど前です。
そして、その彼は今も健在でしてw、今年で11歳になられますたm(_ _)m
10年前なんて、うさぎ飼い人口が少なかったから、飼い方の情報も少なかったですね。
でも、首都圏に住んでいたので、うさぎブームの兆しは見えてました。
例えば、横浜で毎年開かれている、うさぎのフェスタ…、略して「うさフェス」🐇
初めは、うさフェス?wって笑ってしまいましたが、今では全国各地で開かれてますもんね。
ちなみに、私の地方で開かれるうさフェスは、めっちゃショボいけど…w
大久野島に学ぶうさぎの繁殖力
ところで、大久野島ってご存知ですか?
別名「うさぎ島」とも呼ばれるほど、野生?のうさぎが生息していて、すっかり有名になった島です。
ここで、「野生?」と書いたのには理由があって…、元々は野生ではなかったようです。
過去に、無責任な飼い主が、飼えなくなったうさぎを島に放ち、それらが繁殖を繰り返し、現在の頭数まで増えたと言われています。
うさぎは、自然界では弱い生き物ゆえに、繁殖力が凄まじいのでしょうね。
うさぎの多頭飼いは細心の注意を
以上のように、大久野島の背景を知っていれば、うさぎの多頭飼いに潜むリスクは、容易に像がつきますよね。
きちんと管理せずに、♂と♀をペアで放し飼いすると、ニュースにあった飼育崩壊を起こしかねない訳です。
一方、同性どうしの多頭飼いも、うさぎの場合は要注意です。
うさぎは、か弱い見た目とは裏腹に、縄張り意識が強い動物のため、仲良く暮らせるとは限らないからです。
おまけに、繊細で敏感な動物ときたもんだから、多頭飼いのリスクは大きいのです。
ペットを飼うからには責任を持って
うさぎは、犬や猫より飼いやすいことが、コロナ禍によるおうち時間にピッタリで、一気にブームに火が付いたようです。
おまけに、その可愛らしさがインスタ映えするので、余計に拍車がかかったのでしょう。
でも、ペットを飼うからには、責任ある行動をお願いしたいのです。
うさぎは、とても繊細でか弱い動物です。
1羽を飼うのにも、慎重になってしまうのに、十分な知識も無いまま多頭飼いなんて、もっての外ですよね。
また、犬のような予防接種が義務でないため、お金がかからないと思いがちですが、とても体調を崩しやすいんです。
だから、そういう時のために、平生のうちから「ペット貯金」をするよう、獣医師さんから勧められました。
最近では、うさぎブームのおかげか、ペット保険もあるようですね。
とにかく、うさぎブームだからと飼う前に、しっかりとした計画を立てましょう。